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法人用インターネット回線の基礎と3つのおすすめプロバイダ

インターネット回線を法人で契約する際、どのサービスを契約したらいいのか迷ったことはありませんか?

いざ導入を検討しても、回線やプロバイダの種類など、聞き馴染みのない言葉が多くて混乱してしまう方も…

今回は法人でインターネット回線を上手に選ぶために、知っておきたい基礎知識や、おすすめのサービスなどをご紹介していきます!

1 ネット回線の仕組み

まず初めにインターネットの仕組みから。

インターネットに接続するためには2つの機能「通信回線」「プロバイダ」が必要です。

簡単に説明すると、回線は道路、プロバイダは国境での出入国管理の役割を担っています。

つまり、回線は情報が流れる道を確保し、プロバイダはそれぞれの端末にIPアドレス(Internet Protocol)というパスポートのような固有番号を振り分け、情報の出入りをコントロールするという訳です。

この2つがそろって、はじめてインターネットを使うことができます

2 家庭用インターネット回線と法人用インターネット回線の違い

最近の回線は、個人向けであっても最大速度1Gbps(1秒間に1Gbのデータ量を送受信できる速度)が当たり前となっています。

小規模であればオフィス利用であっても全く問題はありません。

ただし、動画などを扱う企業などは回線が重くなりがちですので注意が必要です!

では、家庭用インターネット回線と法人用(業務用)インターネットではどのような違いがあるのでしょうか?

実は家庭用と法人用のインターネット回線には「共有型」「専有型」という、構成の違いがあるんです。

2-1 共有型

家庭用回線では通常、近くの設備に収容されている1本の回線を分岐させ、近隣のユーザーと共有しています。

このような「共有型」の回線の場合、近隣のユーザーの通信状況が他のユーザーの通信環境に大きく影響してしまうことも…

しかし、サービスを提供する側から見れば、少ない設備投資で多くのユーザーを獲得できるために、ユーザー1人あたりの料金は安く設定することができます。

2-2 専有型

一方、法人用回線には「専有型」というものがあります。

これは共有型とは異なり、収容設備からユーザーのところまで分岐はせずに1本のまま提供される回線です。

帯域を自社の通信だけで専有することができるため、共有型と比べて渋滞が起こりづらくなります。

品質は良いですが、1社ごとに回線を用意する必要があるため、利用料金は高くなる傾向にあります。

2-3 注意すべきポイント

注意点として挙げられるのが、通常家庭用の回線では領収書の発行がないということです。

そのため、領収書が必要な際は口座引き落しもしくは振込用紙を手配することがおすすめです。

3 回線とプロバイダの一体型で契約した場合

回線とプロバイダが同じ業者からまとめて提供される形態の「一体型サービス」というものがあります。

一体型サービスにはどのようなメリットがあるのかをご紹介します。

3-1 利用料金の支払先が同じ

契約している会社が回線とプロバイダで別の場合、利用料金の支払先も別々に。

当然請求書が届くのも、請求書の表記の仕方もバラバラになってしまいます。

しかし、回線とプロバイダの契約先を一括にまとめた一体型サービスの場合、支払先が同じであるため料金体系の情報が整理しやすくなり、管理の手間が削減できます。

3-2 サービスが安定しており、トラブル発生時にも対応

回線とプロバイダが別々に提供されると、通信断や遅延が発生した際にその原因が回線とプロバイダのどちらにあるのか分かりません。

ところが一括して提供を受けていれば、万が一、通信障害などのトラブルが発生した場合でも問い合わせ先が明確なため迅速な対応が可能となります。

4 回線とプロバイダを分けて契約した場合

前述のように、法人向け回線においては、一体型サービスのメリットが大きいことがわかります。

では回線とプロバイダを別々に契約するメリットは何なのでしょうか?ここでは、別々に提供を受ける場合についてのメリットをご紹介します。

4-1 キャッシュバックが受けられたり、料金がお得になることも

回線とプロバイダを分けて契約する際に利用できる回線は、ほとんどの場合NTTのフレッツのみ。あまり選択肢はありません。

しかし一方でプロバイダは非常に多くの業者から選定することが可能、さらにプロバイダは、業者によって価格がかなり異なります。

また、中にはキャッシュバックを行っていたりすることも多いため比較的お得に利用できる場合があります。

したがって、コストを重視するならば分けて契約することも良いかもしれません。

5 法人用インターネット回線のおすすめは?

インターネット回線についてのおすすめは、ほぼ間違いなくNTTの回線だと言えます。

その理由は、法人向けインターネット回線の90%以上のシェアをNTTが占めており、ほとんどの通信機器の規格がNTTに合わせて作られているからです。

シェアが大きいということはその分サービスの種類やサポートが充実しており、対応しているインターネット接続業者(=プロバイダ、回線業者とは別で契約します)も多いということ。

また、業務量にぴったりのプランを選べ、トラブルが起きる確率も少ないことからビジネスとして使用する場合、NTT回線が安心と言えます。

また、近年導入企業が増加しているNURO Bizという回線もあります。こちらも非常におすすめなのでご紹介します。

こちらは今回ご紹介させていただく4つのモデルの価格早見表。

各特徴に関しては後述しています。

6 法人用インターネット回線おすすめ3選

6-1 NTTフレッツ光(小規模店舗、事業所向け)

高速でデータ通信ができる光回線として有名な「NTTフレッツ光」は、通信機器の接続数が少ない小規模店舗や事業所向けの回線プランがあります。

オンラインソフトのダウンロードやHD動画の視聴、大容量のデータのやり取り(ビデオチャット等)にも対応できる通損速度(最大1Gbps)を備えているため、快適なインターネット環境の導入が可能です。

6-2 フレッツ光ネクスト ビジネスタイプ(通信機器が10台以上の企業向け)

オフィスや店舗内で使用する通信機器が多くなればなるほど、一度にやりとりするデータ通信量が増えます。

そのため、その通信量に耐える事のできる回線が必要に。

通信速度はフレッツ光と同じく最大1Gbpsですが、10台以上の通信機器を一度に使用できる上にインターネット環境が安定しています。

6-3 NURO Biz(ニューロビズ)

NURO Bizは、ソネットビジネスアソシエイツ(SONYのグループ会社)が提供するインターネット回線サービスです。

NTT光回線の未使用分を使っているのが特徴。

NURO Bizは、上記で紹介したフレッツ光ネクストビジネスタイプ以上の通信速度(通信速度下り最大2Gbps)を誇りながらも、半額以下の料金で導入することができます。

また、NURO Bizのセキュリティサービス「NUROセキュリティ」は、UTM(統合脅威管理)やクラウド型サンドボックスなどの最新のセキュリティ機器や、セキュリティサービスを代行してもらえるというメリットも。

そのためセキュリティ対策面での負担を大幅削減できます。

このことから、小規模店舗向けのプランから大人数のオフィス向けのプランまで用意されており、導入企業(特にIT系やベンチャー企業)も続々と増えている回線です。

まとめ

ビジネスの作業効率を左右する業務用のインターネット回線を適切に選ぶには、様々な視点から検討することが大切です。

オフィスや店舗内で使用する通信機器の数や通信機器がやり取りするデータ量、使用する時間帯等、会社によって最適なプランや業者というものはそれぞれ。

そのため一概に「これが良い!」とは言い切れませんが、妥協せずに提供条件をよく理解した上で選定してくださいね。

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