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【コストや業務効率が劇的に改善できる!?】 知っておきたいオフィス空調設備の選び方

一日の半分以上の時間をオフィスで過ごすエンジニアやデザイナー、バックオフィスなどのお仕事にとって、空調設備は体調管理や仕事の効率に大きな影響を及ぼします。

オフィス環境に目を向ける場合、空調設備にも配慮が必要です。

また、一般のオフィスの利用をしていると、空調費用の請求書が意外に高かったという経験をされた方もいるのではないでしょうか?

オフィスを移転して規模も変わると前のオフィスを比べて空調費用が大きく変わることに気づくこともあるでしょう。

物件によって空調費用も変わりますが、まずは温度設定の見直しも効果的です。

そこで今回は業務効率、空調費用の観点から、オフィスの空調設備に関する基礎知識をわかりやすく紹介していきます。

1 空調の設定でオフィス環境にも影響が

出典:ビジネスウーマンのオフィス環境に関する意識調査https://synth.co.jp/information/detail.php?id=185

男性、女性の室温の感じ方に違いはありますが、

20歳から59歳のビジネスウーマン2,000名を対象に行った「ビジネスウーマンのオフィス環境に関する意識調査」(表1)では、働く女性がストレスを生む特徴の第2位に『空調の設定が極端過ぎる』が上がっています。

また、空調の問題によって仕事の生産性が下がり、冷え性、めまい、立ちくらみなどの症状が出ることも。

例えば外との出入りが激しい営業の方などは、外出した際に寒いくらいにエアコンが良く効いている場所と暑い場所を行き来しますよね。

こうして温度差の激しい環境にある人は、出入りがほとんどない人に比べて2.4倍も体調不良を訴える人が増えてしまうんです。

2 まずは知っておきたい。空調設備の種類

オフィスビルを選ぶ際に、しっかり確認していただきたいのが空調設備。空調設備も適材適所。種類が違えば担っている役割も違います。

空調設備は主にセントラル空調と個別空調の2種類に分けられます。今回は物件を選ぶ上で知っておきたいセントラル空調と個別空調の違いを紹介していきます。

2-1 セントラル空調

200坪を超えてくる物件で多くなるのがセントラル空調。フロア単位やビル単位で一括して運転や温度設定ができるのが特徴です。

仕組みとしては、熱源機器と空気調和機とを組み合わせて空調する方式で、一般には熱源機器を一ヶ所に集中設置し、冷温水を空気調和機に送水して空調するため中央式空調とも呼ばれています。

一括管理で8:00-20:00など運転時間が決まっているため、時間外の場合は時間外空調費がかかる場合が。

  • メリット…設備が一か所に集中するので場所を取りません。またビルやフロア単位で一括して管理しているので電気代のコストを抑えることが可能。物件によっては空調費が共益費(管理費)として含まれている場合も多く、バーンレートが安定します。
  • デメリット…利用時間が限定されており、夜間や早朝及び休日に利用する際には時間外料金が発生する場合があります。また、各フロアやエリアごとに温度調整ができないことが多いです。時間外の空調費が予想外にかかる場合もあるので要注意!

2-2 個別空調

小規模から100坪くらいまでで多くなるのが個別空調です。

各フロアまたはエリアごとに熱源が分散設置されていて部屋ごとに細かく分けて空調機器を設置し、空調の設定や温度設定が個別にできる方式です。各自で自由に設定ができる家庭用の冷暖房器と同じものと考えてください。

使い勝手がいいですが、大規模物件になるとセントラルに比べ費用が高くなる場合があります。

  • メリット…部屋単位で運転の切り替えが出来るので使用していない部屋は電源をOFFにするなど電気代の無駄を省くことが出来ます。利用時間もテナント側で決められるので残業、休日出勤にも対応可能です。
  • デメリット… オフィスが広い場合空調自体を複数設置する必要があります。電源の消し忘れなどが原因で料金が高くなってしまう場合もあります。

2-3 2種類を併用するケースも

大型ビルであっても個別空調を採用していたり、もともとセントラル空調を採用していたビルであっても後から個別空調を導入するなど、2種類が併用されているところもあります。

まとめ

空調設備も複数ありますがオフィス移転を検討する際には仲介業者やビルのオーナーにあらかじめ空調設備などを確認することをおすすめします。

物件によっては空調費用がどのくらいの目安になるか教えてくれるところも。以前の入居者がどのくらいの費用だったか聞くのもおすすめです。

物件によって様々なケースはありますが、もちろんコストは利用者側の働き方に左右されることが多いです。

今回ご紹介したのはあくまでも空調設備のコストという面から見ての一例です。賃料の高低などトータルのコストを考慮する必要があります。

オフィスの規模とコスト、働き方を検討し、自社にあったオフィス選びを心がけてくださいね!

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