「自分の可能性(ポテンシャル)を信じ、一歩前に踏み出せる人を増やしていくことで世界をもっと輝かせたい」というミッションを掲げるブランド「TENTIAL」を展開する株式会社TENTIAL。
元アスリートである創業者の様々な想いからサービスを展開、スポーツ領域に限らずプロダクトを展開しています。
今回はそんなTENTIAL社についてご紹介していきます。
※2021年3月時点の情報です。
画像出典:https://corp.tential.jp/
1 株式会社TENTIAL(テンシャル)とは
株式会社テンシャルは、人々の挑戦をサポートする企業。元アスリートの創業メンバーたちの「本気で世の中を良くする」という志のもと、2018年に創業されました。
創業から今まで、メディア事業・D2C事業を通して、人々の心とカラダの健康を支え続けています。
株式会社テンシャルは大手IT企業やITベンチャー企業出身者で立ち上げたスタートアップ企業でもあります。
代表の中西 裕太郎氏自身、サッカー選手を目指し高校時代は全国大会へ出場しています。
プロサッカー選手に手の届くところまできた矢先、高校生ながら心臓疾患を患い断念したという過去があるそうです。
そのような経験からサービスを展開。スポーツ産業にテクノロジーを掛け合わせ、デジタル化時代に即した次世代のスポーツビジネスを創出しています。
会社名 |
社名株式会社TENTIAL
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設立 |
設立2018年02月
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資本金 |
資本金1億円(資本準備金含む)
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代表取締役 |
中西 裕太郎
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従業員数 |
従業員数20名(インターン・業務委託含む)
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本社 |
所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2-16-5
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事業内容 |
スポーツプラットフォームxデータxプロダクト事業
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受賞歴 |
日本最大級のアクセラレーション「IncubateCamp 11th」出場
世界33カ国から「SPORTSTECHTOKYO」パーティシパント150選出 Forbes JAPAN「Rising Star Community」選出 |

2 サービス内容
2-1 D2C SPORTS ITEMS
画像出典:https://tential.jp/products/insole
「TENTIAL INSOLE」
足の底から体全体の調子を上げるコンディショニングインソール「TENRIAL INSOLE」。
日常からコンディションを整えることが重要なのはアスリートだけではありません
スポーツ、ビジネス、日常を通して1日平均6322歩なんだとか。
その全ての衝撃を受け止める足のコンディショニングを整えることこそが、体全体の調子を上げる鍵になります。
理想の足アーチを徹底追及し、従来のインソールにはなかった立方骨を支える特殊理論を採用しています。
浮き指は回避され、姿勢は美しく、そのため疲れにくく、肩こりや腰痛も減少させることが可能です。
足底のコンディショニングが起点となり日々のパフォーマンスを支えてくれます。
TENTIAL MASK
抗菌、抗ウイルス、消臭効果があるマスク「TENTIAL MASK」
通気性が高く、十分な酸素の供給が可能で、肌に優しい素材で作られているので、長時間着用していても集中力の低下や肌荒れを起こしにくいマスクです。
楽天ランキング1位にもなった人気商品です。
BUKANE
睡眠時のコンディショニングを保温効果によりサポートし、より質の高い睡眠を実現する「BUKANE」。
睡眠は日常生活で高いパフォーマンスを出すためにとても重要です。
BUKANEは蓄熱効果、保温効果、快適性の3つの機能が備わっており、自らの体温を輻射した熱により体を温め、翌日すっきりな快眠へと導いてくれます。
クラウドファンディングサイト「Makuake」では、2020年12月18日〜2021年1月20日のわずか1ヶ月間で800名を超える支援があり、SNSなどでも話題になりました。
2021年2月よりTENTIAL公式オンラインストアにて購入が可能になり、人気ランキングに上位に入っています。
2-2 TENTIAL ONLINE SHOP
TENTIALユーザーから得た様々なデータを活用し、ユーザーのポテンシャルをさらに高めるために最適化されたプロダクトを多数開発、展開しています。
アルコールよりも強力な除菌力を誇り、さらに植物由来の成分で作られたマスクスプレや、ワイヤー不使用で縫い目が少なく肌に優しいマスクなども展開。
そのほかにもソックスや用途別アイテムなどの用意も。

2-3 SPOSHIRU
「今日よりもっと、スポーツを好きになるメディア」SPOSHIRU。
スポーツに興味関心のあるユーザーを中心に、月間数百万PVを超えるサービスを運営しています。
現役アスリートやチームとの連携をしながら多数のコンテンツを展開。
WEBメディア「SPOSHIRU」、ロードバイクに特化したInstagram「BikePicks」、コミュニティーなど、オンライン×オフライン多岐にわたり展開しています。
世界の情勢が変化する中で、感染症の影響だけでなく、国として「Sport in Life」や「スポーツエールカンパニー」など日常的にスポーツを取り入れ、健康を促進していく動きがあります。
このような健康増進を図る様々な働きかけから、日常的にスポーツを楽しむ国民が増えてくるかもしれません。「SPOSHIRU」はこのようなマクロの視点からもスポーツを観察。
スポーツに関わるすべての方へ情報を提供し、さらにスポーツを通じた健康促進へ寄与すべく、幅広いウェルネス分野での情報も注力していくようです。

3 WEBメディア「SPOSHIRU」の今後の展望や成長の背景
3-1 SPOSHIRU成長の背景1 外出自粛による健康意識の高まり
2020年5月には過去最高のPV数を記録。
中でもランニング用のマスクに関するコンテンツが、最も多く読まれたようです。
背景としては、世界規模で感染症が拡大することで外出自粛が続いているということも要因の一つのようです。
その影響で運動不足が懸念され、国民の健康意識が向上した結果なのかもしれません。
3-1 SPOSHIRU成長の背景2 スポーツに対する意識の変化
2019年度に日本で開催されたラグビーワールドカップにより、国民のラグビーへの関心が高まりました。
結果としてスポーツを「観る」側として疑問に思うトピック、中でもルールに関するコンテンツが多く読まれている傾向にあったようです。
その後、様々な形でスポーツに関わって生活を豊かにしていこうという国家戦略も登場することで、スポーツ用品の選び方やトレーニング方法などの、スポーツを「行う」側に関するコンテンツが読まれていきました。
このことから国民の関心がスポーツを「観る」だけでなく「する」側へ拡大していることが推察されます。
まとめ
数々のプロダクト以外にもメディア事業を通じて世の中にビジョンを浸透させていくTENTIAL社。
今後のプロダクトや情報発信にも注目が集まります。