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ビジネスマンなら知っておきたいお中元とお歳暮の基礎知識やマナー

企業間同士でも贈り合うお中元とお歳暮。

なんとなく必要なことは知っていたけれど、いざ自分がお中元やお歳暮を選ぶ立場になるとどうすればわからなくなってしまうことも…

そこで今回はお中元やお歳暮のマナーをご紹介していきます!

1 お中元・お歳暮とは?

お中元・お歳暮という言葉は聞いたことがあっても、それは実際どのような理由で贈られるものなのか、いつ贈るものなのかピンと来ない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

まずはお中元、お歳暮とは何かということをしっかりと理解しておきましょう。

1-1 お中元とは?

会社などで日頃お世話になっている方々や、目上の方に向けて送るお中元。これは7月初めからお盆くらいの時期にかけて、感謝と健康を願う気持ちを込め、贈り物をする風習のことです。

実は「中元」というのは、もともとは中国の風習だったそうです。

中国には、「中元」に「上元」と「下元」を合わせた「三元」という季節の節目を表す言葉があります。

中でも「中元」は贖罪(しょくざい:自分の犯した罪や過失を償うこと。)をする日とされているんだとか。

このときに利用される贖罪のための物品が、日本古来の先祖をお祀りする夏の行事や、7月15日前後の4日間に行われる仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)などと融合して出来上がった風習がお中元の始まりと考えられています。

元々お中元は親戚などに「お供え物を配る」という行事でした。江戸時代頃からは現在のような「お世話になった人に贈り物をする」という形に変化していったそうです。

現代ではちょうど一年の半分ほどが終わったころに行うので、「今年前半も大変お世話になり、ありがとうございました」という上半期の感謝を込めて贈り物をする風習となっています。

1-2 お歳暮とは?

12月10日以降の年末に、日頃お世話になっている方に感謝を伝えるために贈り物をする風習です。時期が異なるだけで種子はお中元とほぼ同様ですね。

しかしお中元は半年間の感謝を表していますが、一方でお歳暮は1年の最後のご挨拶という意味合いがあります。そのためお中元よりも大きなイベントとして認識されています。

お歳暮はもともと年越しの「御霊祭」から生まれた風習。お供物を分家に贈ったり、本家に持ち寄ったりしているうちに現在のような習慣が出来上がったそうです。

2 お中元のマナー

ここからはお中元のマナーに関して説明します。

意外と気をつける点が多いため、お中元を贈る際はしっかりとおさえておきましょう!

2-1 ビジネスのお中元を贈る時期は?

お中元を贈る時期は実は関東と関西で異なります。

関東では7月初旬から中旬、関西では7月下旬から8月中旬にお中元を贈るのが一般的です。時期は贈る相手の地域に合わせるのが基本的なマナーになります。

以下を参考にしてみてくださいね。

  • 北海道:7月15日〜8月15日頃(現在では7月初旬〜も)
  • 東北:7月上旬〜7月15日
  • 関東:7月上旬〜7月15日
  • 北陸:7月上旬〜7月15日
  • 東海:7月15日〜8月15日頃(現在では7月初旬〜も)
  • 関西:7月15日〜8月15日頃(現在では7月初旬〜も)
  • 中国:7月15日〜8月15日頃(現在では7月初旬〜も)
  • 四国:7月15日〜8月15日頃(現在では7月初旬〜も)
  • 九州:8月初旬〜8月15日頃

2-2 時期を過ぎてしまった時は?

お世話になっている方や企業へのお中元を送り忘れてしまった時は、慌てずに熨斗の表書きを変えて送りましょう。

過ぎてから送るのはマナー違反なのではないかと思われがちですが、実はそんなことはないんです。

また、送っていない相手からお中元を頂いた時、時期がずれてしまうことがあります。そのような場合であってもお中元の時期を過ぎてから残暑見舞いや、残暑お伺いの形でお返しすれば問題ありません。

【お中元の時期を過ぎた時の熨斗の表書き】

  • 7月16日〜立秋(8/7 頃):暑中御見舞・暑中お見舞・暑中お伺・暑中御伺
  • 立秋(8/7 頃)を過ぎてから〜9月上旬まで:残暑御見舞・残暑お見舞・残暑お伺・残暑御伺

2-3 お中元を贈ってはいけない相手も

感謝を伝えるためとはいえ、お中元を送ってはいけない相手も存在します。

それは政治家や公務員など。

なぜならば法律で金品等のやり取りが禁止されているからです。

自分としてはあくまでお礼のつもりでお中元を贈ったとしても、世間一般の目からするとそうは見えなくなってしまうことを覚えておきましょう。

また、会社によってはお中元のやり取りをしないと決めている可能性も。お中元を贈る際は一度確認してみるといいかもしれません。

3 お歳暮のマナー

ここからはお歳暮のマナーに関してご紹介していきます。

お中元とは異なる部分も多いため、しっかりとおさえておきましょう。

3-1 取引先、企業間のお歳暮、のしと水引は必要?

お歳暮は一年間お世話になったお礼としてお贈りするもの。

そのため基本的にはのし紙が必要になります。

水引は紅白のちょう結びのものを使用しましょう。

余談ですが、のしはもともと贈答品に添えられていた「熨斗(のし)あわび」と呼ばれていたもの。これは紅白の紙で包んだ干しあわびのことです。

例外として、肉や魚介類、卵などの生ものを贈る場合にはのしを付けないというしきたりがあります。この場合は、のしが印刷されていないのし紙に水引をかけましょう。

ただし最近は、生ものを贈る場合でもこだわらずにのし付きののし紙を使うケースも見受けられます。

また、「内のし」「外のし」についてはどちらがよいといった厳密な区切りはないようです。

しかし企業間のお歳暮の場合は、同じ時期にさまざまな場所から贈答品が届くことも考慮し、包装紙を開けなくても分かるように外のしでお贈りするのが親切でしょう。

しかし郵送などの手渡し以外の方法でのしが破けてしまう可能性がある場合は、内のしを使用しましょう。

3-2 お歳暮を贈る時期は?

企業へのお歳暮の到着目安は11月末から12月20日ごろまでです。

年の暮れにお贈りするお歳暮は、一般的には12月13日から20日ぐらいまでの1週間のうちに到着するように考えておきましょう。

3-3 間に合わない場合は、お年賀もしくは寒中御見舞に

少し早い分には問題ありませんが、お歳暮が遅くなってしまわないようにしましょう。

もし12月25日以降になってしまうのであれば年内にお贈りするのはやめて、お年賀(関東地方:元旦〜1月7日、関西地方:元旦〜1月15日)、もしくは寒中御見舞(1月8日〜立春)としてお贈りするのがベターです。

まとめ

今回はお中元、お歳暮に関してご紹介してきました。

地域によって贈る時期が異なることや、贈る時期を逸してしまった場合のことなども知っておくといざという時に役に立つでしょう。

お中元、お歳暮を贈る際の参考になれば幸いです!

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