新しいギフト体験を創出する株式会社Graciaはギフトプラットフォーム「TANP」を運営している企業です。
今注目されている企業の一つ株式会社Graciaをご紹介していきます。
画像出典:https://gra-cia.co.jp/
※2021年1月時点の情報です。
1 株式会社Graciaとは
画像出典:https://gra-cia.co.jp/
大切なひとときを彩り、
人のつながりを豊かにする
ギフトは、出会い・別れ・感謝などの大切なひとときを彩り、人と人とのつながりを豊かにします。
互いに心を通わせ、特別なひとときを過ごすことこそが、人の「しあわせ」を形づくると信じています。
私たちはギフトの質と回数を向上させるために、ロジスティクステクノロジー・データサイエンスを駆使し、日本を代表するギフトプラットフォームをつくります。-公式サイトより抜粋-
ギフトプラットフォーム「TANP」の運営などを通し、上記のような考えから良質なギフト体験を創出しています。
また、Gracia社は以下のバリューを重視し、採用にもこの視点を取り入れています。
【VALUE】
- ”Be Heartful”:素直で豊かな心をもって、多様性を尊重しよう。
- ”Think Foward”:主体者として常に前向きに、ロジカルに探求しよう。
- “Challenge Professionally”:プロとして責任を持ち、結果を求め挑戦し続けよう。
会社名: | 株式会社Gracia |
設立: | 2017年6月1日 |
資本金: | ¥649,972,385 |
代表取締役: | 斎藤 拓泰 / 中内 怜 |
事業内容: | EC事業・メディア事業 |
主要株主: | グロービス・キャピタル・パートナーズ株式会社/ANRI/SMBCベンチャーキャピタル株式会社/Spiral Capital/ベンチャーユナイテッド株式会社/マネックスベンチャーズ株式会社/株式会社ドリームインキュベータ/YJキャピタル株式会社 |

2 ギフトプラットフォーム「TANP」
画像出典:https://gra-cia.co.jp/
「ギフトの質 × ギフトの回数 = 幸せの総量」と定義し、ギフトに向き合ったサービス。ギフトは人とのつながりを豊かにするための一つのアプローチと考えています。
ギフト体験が良質なものになり、もっと機会が増えたら、人のつながりももっと豊かになるとGraciaは信じています。誰かの人生の財産となるようなつながりをギフトでの創出することを目指しています。
贈りたいギフトが見つかる「TANP」は、ギフトシーンに最適な商品、豊富なオプションでユーザーの大切なひとときを彩る日本最大級のECプラットフォームとして成長しています。
24時間、スマートフォンでギフト探し
TANPで取り扱うのはバイヤーが選び抜いたギフトにぴったりの商品のみ。
豊富な商品ラインナップを揃え、利便性と特別感の両方を提供。もし相手の住所を知らなくてもギフトを贈ることができるため、どんな関係性でも変わらない感謝の気持ちを伝えることが可能です。サプライズにもぴったり。
ギフトをスペシャルに彩るオプション
TANPでは8割のユーザーがオプションを同時に購入してるんだとか。
素敵なギフトの機会をよりスペシャルに彩る華やかなオプションを楽しむことができます。
メッセージカードや花束の同梱、特別なラッピング、商品への名入れなど、選べるものは様々です。
大切な瞬間に間に合う最短即日発送
TANPは、どんな場面でも感謝の気持ちを伝えることをサポート。
自宅にも、お相手の家にも、職場にも、数日後に迫った記念日にも、最短即日発送で対応しています。
【サービスの主な掲載実績】
- 2019年10月 – 2020年10月:メディア・登壇実績約70本、自社発信約20本
- 2020年7月:約11億円の資金調達を実施 https://gra-cia.co.jp/releases/1
- 2020年10月:サービスデザインリブランディングを実施 https://gra-cia.co.jp/releases/3
- 2020年度 Forbes Under30 アジア・ジャパンダブル受賞
- ForbesUnder30 Asia:https://www.forbes.com/30-under-30/2020/asia/retail-ecommerce/#4c8cb4033535
- ForbesJAPAN 30 UNDER 30 JAPAN 2020:https://forbesjapan.com/30under30/
など

2-1 「TANP」の特徴1
EC機能、基幹業務システム、ロジオペレーションを全て内製化し、良質なギフト体験を創出
TANPにおけるEC機能、倉庫・在庫管理等のWMS機能、基幹システムとの連携など、配送以外のオペレーションで活用されるシステムをフルスクラッチで自社開発しています。
梱包等のオフラインロジオペレーションも自社で対応し、ギフトに求められるクオリティの担保とIT化による効率化の両面を推進しています。
2-2 「TANP」の特徴2 ギフトシーンを彩る商品と豊富なオプション
TANPには社内バイヤーがセレクトしたギフトに最適な商品のみを掲載しているため、高品質なギフトと出会うことが可能です。
また、ラッピングやメッセージカード、バルーンや花束の同梱など、お客様のギフトシーンを彩るための豊富なオプションも用意。
目的や関係性に適したギフト探しが可能です。
3 高いUXを創出する「TANP」の運営体制
3-1 考え方
「ピュアな想いを伝えるお手伝いをし、お客様の自己実現をサポートする」ことを大切にサービスを推し進めています。
「ギフトを贈る」という体験は、何かしら思いを伝えたい相手に、ギフトを通じて自分の思いを届けることだと考え、すなわち「自分の大切な人に、大切に思っていることを伝えたい」というピュアな想いの源泉と捉えています。
だからこそ、サービスを通じて作っているモノ・コトは、単にユーザーが商品を購入することをゴール、使命として考えておらず、ユーザー自身の自己実現をサポートすることこそが真の使命と考え、サービスを日々進化させているようです。
3-2 常に改善を行う姿勢
個人でもECを簡単に立ち上げられるようなサービスが増え、在庫・倉庫管理システムのSaaSが盛り上がる中、Gracia社は基礎となる管理システムとEC機能をフルスクラッチで開発し、人為的なオペレーションと紐付け、各部署からのフィードバックをシステムに反映する改善を地道に続けています。
作業指示書フォーマットの一項目、流れ作業の中でより細かい在庫状態・梱包状態を把握するためのステータス管理の改善など、即日発送を含め配送日指定にも対応する中で、ラッピングのクオリティを維持しながら発送までにかかる1分1秒を効率化するためにシステム側もオフラインオペレーション側もできることは全て取り組んでいます。
さらにビジネスメンバーを始め社内の全員がデータを元に意思決定が行えるよう、分析のための基盤も整えていることも特徴の一つ。
これにより、定量的な判断を行う文化を浸透させ、致命的な意思決定ミスを防止。このように外から見えないシステム面の開発、データ活用に力を入れ、さらに改善を重ねてきたアナログオペレーションの自動化、現状の基礎的な管理システムをさらに拡大・進化させた基幹業務システムの作り込みなど、技術を武器にさらにドライブをかけていくようです。
まとめ
ユーザー自身の自己実現をサポートするという、より奥深い目線でギフト体験を提供しているGracia社。
今後についても要注目なサービスの一つです。